時事中年

〜デイリー・ジャポン〜

「先ほどの話は根拠のないものでした」・・・言葉狩りは続くよ、どこまでも。

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 今日(5月6日)に放送された「ナイツのチャキチャキ大放送」(TBSラジオ)でこんな一幕があった。

 
 ナイツの塙が「目がよく見えた方が考え方も広くなる。目が悪いと視野狭窄になって考えが狭くなる」と発言した。ここだけ切り取ればきつい言い方だが、この前に塙の相方・土屋が「うちの子どもが近視で。最近の検査でわかって。動物園に連れて行ってもぼやーっとしか見えてなかったんだね。それがわかってよかった」との発言を受けてのものだった。

 
 ラジオだから目の見えない人から抗議でも来たのだろう。番組の最後にアシスタントの出水アナが「先ほどの目が見えない人は考えが狭いという発言は、根拠のないものでした」と詫びたのだ。

 
 いやーーーーな気持ちになった。ラジオを聴いている人は頭がいいと思ったが、そうでもないらしい。なんの他愛もない会話で、つい出たものだ。「つい出たものだなあ」ぐらいわからないか、リスナーども! それとも局側の自主規制だったら最悪だ。言葉狩りは続くよ、どこまでも、だ。

 
 蛇足だが、私の母はパーキンソン病の薬の影響で妄想を見る。このナイツの後の番組「久米宏 ラジオなんですけど」のテーマが「ゴールデンウィーク・妄想と現実」だった。番組中「妄想」という言葉が100回は(大げさでなく)出てきた。目の見えない人はチャンネルを変えてもらえばすむ。しかし家族に妄想を見る人間がいる家庭は、チャンネルを変えたところで、騒いだり、徘徊したりするのだ。妄想という言葉を狩ると、今のバラエティは成り立たないぞ。
 
 さらに蛇足だが、このナイツの番組でスポンサーだった企業が販売していた水素水は、健康や美容に効くという「根拠」はあったのか?

 
 あまり汚い言葉は使いたくないが、マスコミはクソバカ野郎ばかりだ。

 

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