時事中年

〜デイリー・ジャポン〜

客は来てほしいけど、客には媚びたくない・・・都会じゃ多いのかなぁ?

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 一昨年、東京に遊びに行った際、日本最大のヘアサロン、エステ検索予約サイト「H」で見つけた個人で経営しているらしい整体院へ足を運んだ。母の介護で腰をやられていたので、それを治しに行ったのだ。

 
 午前11に予約をしていたのだが、開いていない。入り口で待っていると5分ほどして院長らしき人が。
 
 「ん、お客さん? ちょっと待って」

 
 客商売の意識まるでなしというようなオーラを醸し出しながら、無造作にポケットから鍵を取り出し、店を開けた。

 
 院長ひとりで施術をしているらしく、ベッドがひとつ。そういえば「お待たせしてすみません」とか「いらっしゃいませ」といったあいさつはここまで、なし。

 
 「じゃ、これ書いて」と問診票を渡され、細かく症状を書いた。

 

 院長に問診票を渡す。

 
 「ん、福島から来たの?」

 
 「はい、介護で腰をやられて・・・」

 
 「定期的に通えるの? 今日だけ?」

 
 「今日だけです・・・」

 
 「じゃあ、帰ったほうがいいよ」

 
  耳を疑った。「帰ったほうがいい」。

 
 「うちはリラクゼーションじゃないから。1回でよくなるもんじゃないから。お金と時間の無駄。帰ったほうがいい」

 
 あ然とした。「帰ったほうがいい」だと!?

 
 怒る間も何もなく、「わかりました」とポツリと告げ店を後にした。

 
 自宅に戻ってから検索サイト「H」を再び開く。「整体」から辿って行くとそこの整体院の紹介ページに飛ぶ。が、試しに「リラクゼーション」から辿ってみてもその整体院に飛べるのだ。

 
 このサイトは利用した人でないと評価を書き込めない。どこかに「1回だけでは治りません。1回だけで治そうとする人はご遠慮ください」と書いておくべきだろう。

 
 ここは怒りを鎮め、冷静に指摘しなければならない。私は手紙で、サイト「H」では「リラクゼーション」からでも貴店に辿り着けること、「H」に「1回で治ると思っている方は来ないでください」とはっきり書いておくこと。また検索サイトに載せるぐらいだから客には来てほしいようだが、客には媚びたくないという気持ちもあるようだ。しかし、「客には来てほしい」けど「客には媚びたくない」のはチョーシのいい考え方であり、もしそんなに腕に自信があるなら、あんなチャラチャラした検索サイトで店の宣伝などせず、口コミ(ネットの口コミではなく生の口コミ)だけで商売をしたらいかがですか? 等々、自分の住所、名前、電話番号をしっかり書き、その整体院へ郵送した。

 
 しかし、反応はなかった。まあ、こっちも言いたいことを言ったのでいいだろうと、うっちゃっておいた。

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 ある日、ふとその整体院のことを思い出し、検索サイトを開いてみた。

 
 そこでは店の写真は載っているものの、予約等は出来ないようになっていた。

 
 しかし、である。

 
 その店自体のウェブサイトを見ると「1回で治せない整体院は、本物の整体院ではありません!」という、信じられないコピーが書いてあったのだ。その他「当日予約も可」とか、自分はこんなにたくさんのリラクゼーションに関する学校を卒業(修了)しているとか、客に媚び媚びなのだ。それだけではない。「H」ではない「リラクゼーション」専門の検索サイトに掲載していたのだ。

 
 「お客様は神様だろ?」という気持ちはさらさらない。ただ、媚びたくないなら、チョーシのいい考えはお止めなさいと言いたいのだ。こういう店は整体院に限らず、都会には多いのだろうか? 客に媚びない料理店とかたまにテレビで見るけど、あれはネタっぽいところもあるし、本当に媚びたくないなら、メディアに出たり、ネットでウェブサイトを公開したりしないもんね。

 
 アマゾンで買ったせんねん灸でツボを温めるだけでいいや、俺は。

 

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